給与前払いシステムはメリットだらけ
2020年7月24日

給与の前払いシステムは従業員の生活を安定化する

急な冠婚葬祭の予定が入ったり、家族が病気で入院したりして、まとまったお金をすぐに用意しなければならなくなったという経験を持つ人は少なくありません。

そんな時、給与を受け取ったばかりであれば何とか対応できますが、次の支給日までまだ間があると金策に苦労することとなります。こうした場合に利用できると便利なのが、給与の前払いシステムです。これは、お金が必要になった時に勤務先に申し出れば、給与を前倒して支給してくれるというものです。従業員にとっては、カードローンなどを利用して金利の負担に苦しまなくて済みますし、雇用者側にも従業員が生活の心配なく職務に専念できるというメリットがあることから、導入する企業が増えてきています。

この前払いシステムは、従来からあった前借りとは異なります。前借りとは勤務先から資金の貸し付けを受け、後で給与が支払われた時に相殺することで返済するというもので、一種の融資制度です。福利厚生事業の一環として、導入している企業が多く見られました。これに対して前払いシステムは、従業員が申し出た日現在で支払いが確定している分(つまりすでに働いた分)を前渡しするだけです。したがって従業員には返済の義務が生じませんし、雇用者側も返済の督促をする必要がなく、無断で退社した者の未返済分が回収できなくなるといったトラブルの発生もありません。言わば使い勝手のみを向上させた、一種の分割支給制度であると言えます。

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